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あっちのブログ

普通じゃないを普通に、あっちをこっちに

不幸になるためのたった3つの方法 ベスト5

アドラー心理学

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よぉ。俺だよ、悪魔だよ。

なんだよ、神や悪魔は信じてないって顔してるじゃねぇか?
まぁ、「悪魔」って言葉は、誰かが勝手に貼ったタグみてぇなもんだ。
「良い」「悪い」なんて勝者の理屈だ、気にすんな。

そんなことより「不幸になる方法」なんて必要ねぇ、と思ってるだろ?
あー大丈夫、大丈夫。

お前は、俺のおかげで気づかないうちに「不幸になる方法」を実行してんだ。
だから「不幸になる」じゃくなく、すでに「不幸」なんだぜ。

はーっはっはっ! めでてぇだろ。俺にとっては、「不幸」は望んだことだからな。
不幸な気持ち、すなわち恐怖、悲しみ、欠乏、不満、という気持ちが、俺をどんどん栄えさせてくれるぜ。

まぁ、この辛い気持ちも俺がお前に作り出してるんだけどな。 お前の「不幸」が俺は必要なんだわ。

いやーともかくお前が「不幸」でめでてぇ。まじ気分いいぜ。
だから今日は特別に、どうやってお前を「不幸」にしたか教えてやろう。

なんで教えてくれんだ、お前にとって都合悪いんじゃないかって?
そのへんは後で教えてやっから、とりあえず「不幸になる方法」を聞けや。

不幸になる方法

競争をする

いかにしてほめられるか?いかにしかられないか?を競え。
他の連中は敵だ。ほめてくれる人の注目は限られているからな。

勝つぞ勝つぞ!インチキを使ってでも相手を蹴落としても勝つぞ!相手の失敗は蜜の味だ!

良い方向・悪い方向どちらでも構わない。注目される特別な存在を競うんだ。

注目はコントロールできない。他人の人生を生きる空虚さは、永遠に欠乏の感覚を得ることができ、不幸であり続けられるぜ。

「正しい」と思う

お前が「正しい」んだ。 あいつが悪い。
だから相手を変えよう。あたりまえのことだ。

あいつ変えるために「怒り」、変わらないから「怒り」が湧き出る。
これで不幸だ。

やっぱり、あいつが「正しい」んだ。
お前が「悪い」。「悪い」のはお前だ。
悪いやつはいらない存在だ。だからお前は価値がない。

「無能」「無価値」の気持ち、これは気持ちのなかでも強烈に不幸だからオススメだぞ。

相手が「正しい」か、自分が「正しい」か。
どちらでもお前を不幸にすることができるぞ。

不幸な気持ちに反抗する

怖い。悲しい。こんな辛い気持ちは嫌だ! だよな?

お前は自分を気持ちを無視するんだ、だから「辛い気持ちは嫌だ!早く出てけ!」と反抗しようぜ。

そう考えるたびに、さらに嫌な気持ちがでかくなる。これで不幸だ。
でも出ていかないし、またすぐに湧き出てくる。ますます不幸が増大していくな。これで不幸スパイラルの完成だ!

他人への関心を捨てる

不幸なきっかけは必ず他人だ。他人への関わりを断て。

そのためにまず他人の関心を捨てるんだ。関心を持ったなければ関わりを手放せるしな。
そうすれば自分に閉じこもることができる。

自分だけに関心が向きつづけ、ネガティブな性質上、自分も虐げる。
その不幸な気持ちに反抗して、ますます不幸の気持ちが増大できる。

他人が幸せをくれるかもしれねぇが、これ以上の他人から不幸をもらうのは嫌だろ? だからもっと遮断するんだ。

過去に執着する、未来に不安する

今の不幸な現状を引き起こしているのは、過去の原因だ。

あの過去があるから、今の不幸なお前があるんだ。原因があれば結果がある。当然だよな。
今のお前を作っている大事な過去だ、手放しちゃいけない。

過去にこだわれば、他の人の責任にできるしな。他人との関わりを断つのにも有用だ。

未来にその不幸は解消される。その幸せな未来のために今は不幸なまま突き進め。
今が不幸だから、未来の幸せを目指す。これもまた自明だよな。

でも、何が起きるかわからないよな。不安だよな、怖いよな。最悪の事態が起きるかもしれないし。
未来に焦点を定めて、そんな未来の不安を存分に味わえ。これでまた不幸だ。来やしない未来までな。

ネタバレ

どうだ、お前は「不幸になる」方法を実践してんだろ。
だから「不幸」なんだ。

おっと、なんで俺に都合の悪い「不幸になる方法」を暴露したかって?
お前は、お前である限り、この「不幸」な現状は変えられねぇ。だから教えたんだ。
「変えたいのに変えられない」ことによって、また不足の感情をゲットして辛いだろ?
お前を「不幸」にすることで、俺の望みを叶えさせてもらうぜ。

この鬼!悪魔!だって?
そうだよ、悪魔だよ。恐れてもらって構わないぜ。そうしたらまた不幸だろ。

俺の名前?
あぁ、名乗りそびれたな。

俺は「俺」なんだが、まぁ「エゴ」とか「自我」とかとも言われてるな。これも誰かが勝手に貼り付けたタグでしかないがな。

「俺」は、お前が子供のとき、お前の中に住みはじめた。
お前が、いかにほめられるか、いかにしかられないか、を考えるたび成長させてもらったよ。

大丈夫だ。俺と一緒にいる限り、お前は確実に不幸になれる。

ん? 不幸なんていらないって?
でも、そう簡単におさらばしないぜ。というより、できねぇんだ。

なぜなら、「お前」は「俺」だからな!

「俺」が不幸を望んでるように「お前」が不幸を望んでるんだ。
「お前」が「お前」として存続するためにな、必要なんだよ「不幸」が! はーっはっはっ!

「お前」である「俺」が、これからも不幸にしてやるから。
死ぬまでよろしくな、「俺」。

あとがき

幸せになる方法」の逆を、悪魔目線で書いてみました。タイトルも無駄にキャッチーに。

幸福になるには「自分」を手放す必要がある。手放すために、承認欲求を否定し、自分を受け入れ、他人を信じ、他人に貢献していく必要がある。そんな流れの逆になってます。

まぁ、どちらにしろ簡単には幸せにはなれないので、不幸を楽しむなんてのが粋なのかもしれません。